【2025年最新版】リフォームは何から始める?後悔しない10の心得

「リフォームって、何から始めればいいの?」
初めてのリフォームは、段取りを間違えると「思っていた仕上がりにならない」「補助金をもらい損ねる」など、後悔につながることがあります。
本記事では、「後悔しない10の心得」として、目的の決め方から予算の組み方、補助金活用、業者選びまで順に解説していきます。
特に、手すり設置や内窓工事などプチリフォームでも使える補助金は見逃せません。
ぜひリフォーム前の参考にされてください!
- リフォームの失敗や後悔を防ぐための10の心得
- 補助金を活用してお得にリフォームする方法
- 信頼できる業者・職人の見極め方
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はじめに|初めてのリフォームでよくある失敗と不安

初めてのリフォームは、準備や段取りを誤ると後悔が起きやすいです。
- 工事後に「こうすればよかった!」と悔やむ
- 多額の追加費用が発生
- 色や仕上げが意図と違った
- 介護保険住宅改修の補助金をもらいそこねた
- 業者との意思疎通不足で要望が反映されなかった
こうした失敗を避けるためには、事前にリフォームの流れや注意点を理解しておくことが大切です。このあと紹介する「後悔しない10の心得」で、具体的な対策を確認しましょう。
心得1. 目的を明確にする(何のためのリフォームか)

目的があいまいなまま進めると、工事内容や予算配分がブレやすく、完成後に「やっぱりこうすればよかった」と後悔しがちです。まずは、リフォームの軸となる目的をはっきりさせましょう。
リフォーム計画の第一歩は、「不満」と「要望」を分けて整理することです。具体的なステップを以下解説致します。必要なのはポストイットとペンだけです。

まずはポストイットの色を分けて、一方には「不満(直したい・改善したい点)」もう一方には「要望(新しく取り入れたい要素)」を書き出していきます。
理由は不満と要望を混ぜて考えると優先順位がつけづらくなり、予算や工事内容がブレやすくなるからです。

「不満」のポストイットを優先度順に並び替える。この時家族と意見を交わしながら進めると更にGOOD!

不満と要望の重なりが必ずあります。例えば
不満:床がギシギシ
要望:手入れのしやすい床にしたい
→目的:床のギシギシ(床鳴り)を解決し、今後手入れしやすい床材にする
不満:キッチンの動線が悪い。家事がしにくい。
要望:キッチン横にパントリー(食品倉庫)がほしい
→目的:キッチン横にパントリーがあるキッチンスペースにする

優先順位に認識違いはないか、他に「不満」「要望」はないかなど家族で話し合ってきめていきましょう。
「ココは絶対譲れない」というポイントも出てくるはずです。それらをしっかりメモして業者に依頼する準備をしていきます。
ここまですれば心得1「目的を明確にする」はバッチリ!次の段階に進みましょう!
心得2. 予算の全体像をつかむ

ここでは工事全体の費用感と資金の組み方を把握しましょう。
部位別の相場と工期の目安
部位ごとの相場と工期を知ることで、全体予算の見通しが立てやすくなります。
相場感がないと見積もりの妥当性が判断できず、価格の高い安いだけで業者を選び、結果的に品質や満足度に差が出る可能性があります。以下表に部位別の相場と工期の目安を一覧にしています。
工事内容 | 費用相場(税込) | 工期の目安 |
---|---|---|
トイレ交換 | 15万〜40万円 | 半日〜1日 |
浴室リフォーム | 50万〜150万円 | 3〜7日 |
キッチン交換 | 50万〜200万円 | 2〜5日 |
床張り替え(6畳) | 10万〜25万円 | 1〜3日 |
階段に手すり取り付け | 2万〜15万円 | 半日〜1日 |
結露対策の内窓工事(1窓) | 5万〜15万円 | 半日 |
外壁塗り直し(延べ床30坪) | 80万〜150万円 | 7〜14日 |
雨樋交換(30坪戸建) | 10万〜40万円 | 1〜3日 |
屋根葺き替え(カバー工法、30坪) | 80万〜180万円 | 4〜7日 |
事前におおよその費用と日数を把握し、予算配分や工事スケジュールを組みやすくしておきましょう。
ローン・減税制度を知る
資金計画を立てる際は、自己資金だけでなくローンや減税制度も選択肢に入れることが重要です。
なぜなら長期ローンや金利優遇、税制優遇を活用すれば、必要な工事を妥協せず進められるからです。
- リフォームローン:金利1〜3%台、返済期間最長20年程度
- 住宅ローン借り換え+リフォーム費用上乗せ
- バリアフリー改修減税、耐震改修減税、固定資産税減額措置
すべて自己資金で賄おうとせず、ローンや減税にも目を向けてみましょう。
総予算を決める
あとは心得1で決めた優先順位と照らし合わせておよその金額を出し、その合計金額を出すことは出来そうかを確認しましょう。
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心得3.予算を組むときは、1割ほど余裕をもたせておく

心得2で総予算を決めましたが、予算は1割ほど余裕を持たせて設定することが重要です。
なぜならリフォームの場合、工事が始まってから下地の劣化や配管の不具合などが見つかり、追加工事が必要になることが少なくないからです。余裕がなければ、本来やりたかった工事を削らざるを得なくなります。
なので見積額の1割、例えば200万円の工事なら20万円程度を予備費として確保しておきましょう。これにより、不測の事態にも柔軟に対応でき、工事内容を妥協せずに進められます。
心得4. プチリフォームから始めて経験を積む

リフォームが初めてなら、まずはプチリフォームで経験を積むことをおすすめします。
プチリフォームとは例えばトイレの交換工事や壁紙の張り替えなど、部分的な小規模工事のことを言います。小規模な工事なら費用や工期の負担が少なく、打ち合わせや工事の進み方、職人の対応などを実体験で確認できます。この経験は本格リフォームの成功率を確実に高めます。
まずは生活の中で小さな不便を解消できる工事から始め、職人との信頼関係を築いてから本格リフォームに進むのも手です。
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心得5. 補助金・減税を活用する(プチリフォームも対象多数)

リフォーム費用は決して安くありませんが、国や自治体の補助金や減税制度を使えば自己負担を減らせます。しかも、階段の手すり設置や内窓の取り付けなど、小規模工事でも対象になる制度は多くあります。
リフォームを始める前に、使える補助金や減税制度を必ず調べておきましょう。多くの制度は着工前の申請が条件で、工事後では受けられないからです。制度を知っているかどうかで、数万円から数十万円の差が出ます。
例えば
- 介護保険住宅改修費:手すり設置や段差解消など、上限20万円まで(自己負担1〜3割)
- 先進的窓リノベ2025:内窓設置やガラス交換で断熱性能を高める工事が対象、戸建ては最大200万円
- 自治体独自の断熱・耐震・防犯リフォーム補助:例)玄関ドア交換、防犯ガラス設置など
- 減税制度:バリアフリー改修減税、耐震改修減税
見積もりを取る段階で業者に「補助金や減税の対象になりますか?」と必ず確認し、必要な書類や申請スケジュールを早めに準備しましょう。
心得6. 見積りは2〜3社で比較

見積りは必ず2〜3社に依頼し、比較してから依頼先を決めましょう。
なぜなら業者によって提案の方向性や工事の進め方、見積もりの精度が異なり、一社だけでは判断材料が不足するからです。
- 階段の手すり工事、A社は補助金利用を案内してくれたが、B社は教えてくれなかった
- 現地調査でA社は質問に丁寧に答えてくれた。工事中も安心できそう
- 外壁塗装で、A社は足場代を含めた見積、B社は足場は概算となり最終的に追加費用が掛かった
価格だけでなく、提案の根拠や説明の分かりやすさ、補助金などの情報提供力も比較し、自分に合う業者を選びましょう。
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心得7. 工事内容の条件を揃える

複数の見積を比較する際は、材料・仕様・リフォーム箇所などの条件を必ず揃えましょう。
当然かと思うかもしれませんが、業者と話しているうちに「あれもこれも」と追加して結局比較になっていないというケースはよくあります。条件を揃えないと正しい比較にならず予算だけが増えてしまうこともあります。
▼条件の違いで差が出るケース
- 波板屋根の交換:アクリル製は安いが耐久性が低く数年で割れる可能性。ポリカーボネート製は高価だが耐久性が高く10年以上持つ。
- 外壁塗装:シリコン塗料とフッ素塗料では耐用年数も価格も大きく違う。
- 床材:合板フローリングと無垢材では、見た目や肌触り、価格が変わる。
- 窓交換:単板ガラスと複層ガラスでは断熱性と価格に差がある。
- キッチン天板:ステンレスと人工大理石で価格・耐久・メンテ性が異なる。
見積依頼時には、希望の材料や仕様を具体的に伝え、全社同じ条件で出してもらうようにしましょう。そうすれば価格差の理由が明確になり、納得して業者を選べます。
心得8. 信頼できる業者・職人を選ぶ

価格だけでなく、対応や姿勢から信頼できる業者・職人を選びましょう。
誠実に対応し、説明がわかりやすい業者は、工事中のトラブルにも柔軟に対応してくれる可能性が高いです。逆に、契約前から対応が雑だったり説明が不十分な場合は、工事後のフォローも期待できません。
▼信頼できる業者の特徴
- 現地調査や打ち合わせに十分な時間をかけ、質問に丁寧に答える
- メリットだけでなくデメリットも正直に伝える
- 見積内容や工事工程をわかりやすく説明する
- 補助金や減税などの情報を積極的に教えてくれる
- 契約書や仕様書をきちんと提示する
複数社と話して比較し、「この人なら任せられる」と感じられるかどうかを判断基準にしましょう。価格が安くても、信頼できない相手に任せるリスクは大きいです。
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心得9. アフターケアまで見据える

契約前に工事後の保証やアフターサービスの内容を確認し、将来の不具合にも備えておきましょう。
工事後の不具合は、業者の保証で無償対応できる場合と、全額自己負担になる場合があります。保証条件を知らないままでは、思わぬ出費が発生する可能性があります。
▼確認しておきたいアフターケア内容
- 保証期間(1年・2年・5年など)と対象範囲
- 定期点検の有無と回数
- 保証対象外となる条件(自然災害、経年劣化など)
- 部分修理の費用目安
- 将来の増改築や修繕の対応可否
契約時に保証書やアフターサービス規定を必ず受け取り、内容を理解しておきましょう。将来的なリフォームや修繕も視野に入れて、長く付き合える業者を選ぶことが大切です。
心得10. 工事中の確認とコミュニケーションを欠かさない

工事中は、進捗や仕上がりを定期的に確認し、職人や現場監督とコミュニケーションを取ることが大切です。
施工中に気づいたことをすぐに伝えれば、修正や調整が可能ですが、完成後では手直しに追加費用や日数がかかることがあります。
▼工事中に確認すべきこと
- 壁や床の色・柄がサンプルと一致しているか
- コンセントやスイッチの位置が図面どおりか
- 手すりや棚の高さが使いやすい位置になっているか
- 工期の進捗と今後の作業予定
- 現場の養生や清掃の状態
ずっと現場にいるのは難しくても、数日かかる工事であれば節目ごとに現場を見に行きましょう。写真で記録を残すと、後のトラブル防止にも役立ちます。
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まとめ|小さく始めて後悔しないリフォームを

リフォームで後悔しないためには、目的や予算を明確にし、余裕を持った計画を立てることが不可欠です。
初めは小規模なプチリフォームで経験を積み、補助金・減税も活用することが当社としてはもっともおススメの進め方です。その中でお伝えした心得を参考に、信頼できる業者さん、職人さんと出会えることを心より願ってます!
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よくあるご質問
- 小さな修理でも頼んでいい?
-
大丈夫です。部分的な修理や調整も対応しています。当社では小さな工事から対応いただける職人さんと提携しております。
- 工事費用は最初の見積通りで収まりますか?
-
追加工事や仕様変更があると増えることがあります。契約前に「追加が出やすい箇所」と費用目安を確認しておくと安心です。
- 依頼からどれくらいで来てもらえる?
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職人のスケジュールや繁忙期によります。近所の職人なら即日〜数日で対応可能なこともありますが、繁忙期だと数週間待ちになる場合もあります。
- 仮住まいは必要ですか?
-
大規模リフォームや水回りの全面改修では必要になる場合があります。事前に工事期間と生活への影響を確認しましょう。
- リフォーム中は在宅していた方がいい?
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作業内容によりますが、立ち合いがあったほうが仕上がりや追加対応の確認がスムーズです。短時間の作業でも初回は在宅が安心です。
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