「畳の部屋、なんだか使いづらい…」
最近、こんなお悩みをお客様からいただくことが増えてきました。
具体的には
- ほこりやペットの毛が気になる
- ダニやカビが心配
- 和風の雰囲気がインテリアに合わない
こうした理由から、「やっぱりフローリングに変えたい」とリフォームを検討される方が増えています。
しかしその一方で、
- 費用ってどれくらいかかるの?
- 工事って大がかり?何日かかる?
など、疑問や不安もつきものです。
この記事では、畳からフローリングへのリフォームを検討している方のために、費用相場や工事の流れ、選ぶときの注意点まで分かりやすく解説します。
「後悔しないリフォーム」のためのヒント、ぜひ参考にしてください。
- 畳からフローリングにする費用の目安
- 工事方法と選び方のポイント
- 後悔しないための注意点と業者選びのコツ
専門オペレーターが丁寧に対応
「畳の部屋、使いづらい…」と感じる理由とは?

「畳のある和室も落ち着いていていいけれど、なんとなく使いづらさを感じている…」
冒頭述べた通り、そんな理由でフローリングへのリフォームを検討する方が増えています。
特に最近は、ライフスタイルの変化や衛生面の意識の高まりから、「畳の部屋が合わなくなってきた」と感じるケースが多いようです。
では実際に、どんな悩みやきっかけで畳からフローリングへ変えようと考えるのか?
よくある理由を3つご紹介します。
掃除のしやすさ・ダニ・カビの対策

掃除のしやすさや衛生面の手入れを考えると、フローリングの方が扱いやすいと感じる方が増えています。
畳には、空間の湿度を調整する「調湿効果」があり、一枚あたり約500mlもの水分を吸収・放出できると言われています。夏は湿気を吸い、冬は乾燥を防ぐという、日本の気候に合った優れた素材です。
ただし、湿気が多すぎたり換気が不十分な環境が続くと、畳の内部に湿気がこもり、ダニやカビが発生するリスクもあります。また、畳の目にホコリやペットの毛が入り込みやすく、掃除機だけでは取り切れないという点で「掃除がしにくい」と感じる方も多いようです。
「子どもがアレルギー気味で、衛生面が心配になった」
「ペットの毛が畳に入り込んで、掃除が追いつかない」
といった悩みから、フローリングへのリフォームを選ぶ家庭も増えています。
畳には畳の良さがある一方で、掃除のしやすさやダニ・カビの対策を重視するなら、フローリングの方が安心・快適な選択肢となるでしょう。
家具やベッドを置きたい

ベッドや家具を快適に置きたいなら、フローリングの方が適していると言えます。
畳は柔らかく沈みやすいため、ベッドやソファなどの重量がかかると跡がつきやすく、素材の傷みにつながることがあります。特にキャスター付きの椅子や収納家具は畳を擦ってしまい、表面がボロボロになることもあります。
近年では、布団よりもベッドで寝起きする人が増えており、和室よりもフローリングの方が生活スタイルに合っていると感じる方が多くなっています。
ベッド中心の暮らしや、家具の自由な配置を考えるなら、畳よりもフローリングの方が実用的で快適と言えます。
洋風のインテリアにしたい

フローリングに変えることで、洋風のインテリアや好みのスタイルを自由に楽しめます。
畳の空間はどうしても“和”の雰囲気が強く、ナチュラル系や北欧系、モダンスタイルといった洋風インテリアとは相性が悪くなりがちです。フローリングなら素材や色を選ぶことで、空間全体を好みに合わせてコーディネートしやすくなります。
「明るめのフローリングに変えたら、部屋が広く見えて気分まで明るくなった」
「椅子やテーブルを置いても安定するから、友人を呼んでお茶をするのが楽しみになった」
そんなお声も多く、これからの暮らしを見据えて、落ち着いた空間づくりのためにフローリングを選ぶ方が増えています。
畳からフローリングへの主な工法と選び方
畳からフローリングへのリフォームには、いくつかの工法があります。
工事の内容によって、費用も仕上がりも大きく変わるため、ご自宅の状態や希望する仕上がりに合った方法を選ぶことが大切です。
ここでは、よく使われる3つの工法と、それぞれの特徴についてご紹介します。
① 畳を撤去し、下地から新設する工法

最も確実で仕上がりが良い方法は、畳を撤去して下地から新しく作り直す工法です。
畳を取り除いたあと、床の高さや傾きを調整しながら新たな下地を組み直すことで、フローリングがしっかりと安定します。傷んだ床材や腐食部分があれば補修もできるため、長持ちしやすい工法です。
「床の高さを他の部屋と合わせてバリアフリーにしたい」
「下地から補強して、ギシギシ音もなくしたい」
など、仕上がり重視の方には特に選ばれています。
耐久性・見た目・快適性すべてを重視するなら、標準的なこの工法が最も安心です。
②畳を撤去し、既存の下地を活かす工法(高さ調整あり)

下地に問題がなければ、畳を外して厚みを調整し、その上からフローリングを張る方法が手軽で実用的です。
畳を撤去したあと、傷みのない下地をそのまま活かし、フローリング材の厚みに合わせて根太やベニヤ板などで高さを調整すれば、他の部屋との段差を減らしつつ、比較的コストを抑えてリフォームが可能です。工事の規模も小さく、短期間で済むのもメリットです(およそ1日~2日で完成)。

「築15年の戸建てで下地がまだしっかりしていたので、この方法を選びました」
「予算を抑えたかったけど、見た目も使い勝手も満足しています」
といった声も多く、大掛かりな補修が必要ないケースでは、費用と仕上がりのバランスがとりやすい工法です。
③畳の上に直貼り

簡易的な方法として、畳の上に直接フローリング材やクッションフロアを敷くことで、見た目を手軽に洋風に変えることができます。
畳を剥がさずにそのまま活かせるため、工事が最小限で済み、費用も抑えられるのが特徴です。
市販されている「置くだけタイプのフローリング材」や「剥がしやすいクッションフロア」などを使えば、DIYでも対応できるため、「とりあえず見た目だけ変えたい」「短期間だけ洋室風にしたい」というケースに適しています。
また、湿気によるカビの発生を防ぐために、畳とフローリング材の間にカビ防止シート(防湿シート)を敷いておくと安心です。ただし、畳の柔らかさによって床がふわついたり、時間が経つと沈みやすくなるため、業者は基本的に推奨しない工法です。
「引越しまでの1年間だけ雰囲気を変えたかったのでDIYで直貼りした」
「ペット用に一時的に掃除しやすい床にしたかった」
というケースには有効ですが、長期使用には向きません。
気になる費用相場と内訳

「フローリングにしたいけど、結局いくらかかるの?」
畳からフローリングへのリフォーム費用は、工法によって大きく差が出るのが特徴です。なかでも代表的なのが、
下地から新設する工法
既存の下地を活かす工法(高さ調整あり)
の2パターンです。
それぞれの費用や工事内容を把握して、ご自宅に合った方法を選ぶための参考にしてください。
① 下地から新設する工法(仕上がり重視・長持ち)

項目 | 内容 |
---|---|
工法 | 畳を撤去し、下地も新しく組み直して施工 |
対象住宅 | 戸建て・マンション共通 |
6畳あたりの費用目安 | 約18〜30万円 |
工期 | 2日〜5日(内容・状況による) |
特徴 | 段差・防音・見た目・耐久性に優れる |
注意点 | コストはかかるが、長期的に安心できる選択肢 |
② 既存の下地を生かす工法(コスト&工期重視)

項目 | 内容 |
---|---|
工法 | 畳を撤去し、下地はそのまま使用(高さ調整あり) |
対象住宅 | 戸建て・マンション共通 |
6畳あたりの費用目安 | 約9〜18万円 |
工期 | 1日〜2日程度(内容による) |
特徴 | 費用が比較的安い/短工期 |
注意点 | 下地の状態を事前に確認が必要(腐食や劣化がないことが前提) |
その他追加費用
内容 | 追加費用目安(6畳) | 補足 |
---|---|---|
防音シート施工 | +3〜6万円 | マンションで必須のことも |
遮音フローリング選定 | +5〜10万円 | LL-45など規約対応タイプ |
断熱材の追加 | +3〜6万円 | 寒冷地・足元の冷え対策 |
下地補修(腐食や傾き) | +3〜10万円以上 | 築年数が古い家は要注意 |
費用はお住まいの状態や希望する性能(遮音・断熱など)によって変わります。
不安な場合は、複数社からの見積もり比較をおすすめします。
信頼できる業者選びのコツ
「工法も分かったけど、、結局どの業者に頼めばいいのか分からない…」
価格だけで選ぶと失敗することもあるため、信頼できる業者かどうかを見極めるポイントを知っておくことが大切です。ここでは、後悔しないための業者選びのコツを2つに分けて解説します。
①複数見積もりで工法・費用比較を

1社だけで決めず、必ず複数の業者から見積もりを取って比較することが基本です。
業者によって提案される工法や材料、費用の考え方が異なるため、比較することで自宅に本当に合った内容を選べるようになります。また、金額だけでなく、説明の丁寧さ・対応のスピードも比較対象になります。
例えば、A社は「下地を再利用して費用を抑える」提案、B社は「長持ちするから下地から作り直すべき」と言うかもしれません。複数の視点を知ることで、納得感のある選択ができます。
最初から1社に絞らず、2〜3社に見積もりを依頼し、提案内容や説明の違いを見比べることが失敗しない第一歩です。
②「安すぎる業者」に注意する

相場より極端に安い業者には、注意が必要です。
「工事後に追加費用が発生した」「安い材料を使われてすぐに傷んだ」など、最初の安さで選んだ結果、後からトラブルになるケースもあります。また、説明が不十分なまま契約を急がせる業者も要注意です。
「10万円以下でできます!」と安さをアピールする業者に依頼した結果、
- 実際はフローリング材のグレードが非常に低かった
- 下地補修費が別途かかって、結局20万円以上に
といったトラブルが少なくありません。
「安い=お得」とは限りません。きちんと説明してくれて、価格に見合う内容かを確認する姿勢が大切です。
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実際のリフォーム事例紹介
※リフォーム費用は施工当時の価格です。現在とは異なる場合があります。
✔ case.1

内容 | 和室を洋室にリフォーム(フローリングと建具交換) |
---|---|
工期 | 5日間 |
費用(総額・税込) | 450,000円 |
✔ case.2

内容 | コストを抑えながら畳からフローリングへ変更 |
---|---|
工期 | 2日間 |
費用(総額・税込) | 150,000円 |
✔ case.3

内容 | 2階の和室の畳をフローリングに変更 |
---|---|
工期 | 1日間 |
費用(総額・税込) | 140,000円 |
まとめ

畳からフローリングへのリフォームは、掃除のしやすさやインテリアの自由度、段差の解消など、日々の暮らしを快適にしてくれる選択肢です。特に年齢を重ねると、ベッドや椅子生活への移行にともないフローリングのほうが使いやすいと感じる方が増えています。
工法や費用は住宅の状態やご希望によってさまざま。事前に信頼できる業者に相談し、自分に合った方法を選ぶことが後悔のないリフォームへの第一歩です。まずは一度、今の暮らしにどんな変化が欲しいかを考えてみてください。
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